ERPの背景

ラトガース大学、Oracle EPMで財務プロセスを最新化

同大学は、Oracle Cloud EPMとERPを活用して、会計、財務、戦略、および業務管理プロセスに対するインサイトを得ています。

アメリカ合衆国 | 高等教育・大学

During the pandemic, we used Oracle tools to analyze millions of dollars in refunds for housing and dining issued to students and their families, and to understand that impact on our bottom line.
Ernie DiSandroAssociate Vice President and University Controller, Rutgers University

ビジネス課題

1766年に設立されたラトガース大学は、米国で8番目に古い高等教育機関であり、ニュージャージー州ニューブランズウィックに位置する国立の主要研究大学です。同大学は、150以上の学部学科と、400以上の大学院課程、また、7万人の学生と2万5千人のスタッフを擁しています。

2013年、ニュージャージー州議会は「NJ Medical and Health Sciences Education Restructuring Act」を可決し、ラトガースはニュージャージー医科歯科大学のほとんどのユニットと合併することになりました。その結果、この統合された大学の規模がかなり大きくなったため、重大な課題が生じました。例えば、ラトガース大学がOracle E-Business SuiteとPeopleSoftを使用していたのに対し、医科歯科大学はBannerを使用していたため、給与計算や学生ポータルなど主要なシステムが二重になってしまっていたのです。

テクノロジーの利用を効率化し、将来に向けた投資を行う戦略の一環として、ラトガース大学はオンプレミスのアプリケーションからクラウドへの移行を検討し始めました。同大学は、より高いスケーラビリティとベンダーが管理するディザスタ・リカバリを必要としていました。また、同大学は、システムを再実装することなく新機能にアップグレードし、ソフトウェアに組み込まれた最新のベストプラクティスを使用してプロセスを変革したいと考えていました。


“With Oracle Cloud EPM, we’ve moved from an annual close process to a monthly close.”—Ernie DiSandro, Associate Vice President and University Controller, Rutgers University

ラトガース大学がオラクルを選んだ理由

ラトガース大学は、2つの異なる総勘定元帳システムからのデータをマッピングして、一つの連結した財務諸表を作成する必要がありました。同大学は、拡張性と機能の幅広さを考慮して、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management (EPM) とOracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)を選択しました。

成果

Oracle Cloud EPMにより、ラトガース大学は財務データの信頼性を向上させ、さらに年次監査プロセスも迅速化させました。また、ラトガース大学は、年次決算から月次決算に移行しましたが、これはOracle EPMのClose Managerなどの財務連結および決算モジュールのツールによって可能になりました。

一方、Oracle EPM Account Reconciliation によって、ラトガース大学は1,000を超える大学の貸借対照表勘定科目を集中管理し、最終的には300以上の貸借対照表勘定科目を整理し、廃止することができました。もう一つの重要なモジュールにNarrative Reportingがあります。これは同大学の年次財務報告書の作成を管理するのに役立っています。

さらに、Oracle EPM Planningモジュールにより、ラトガース大学の運営費用の65%を占める人材計画や従業員の報酬、経費を管理できるようになりました。

また、ラトガース大学は、新型コロナウイルスの流行時にもOracle Cloud EPMおよびERPを使用して、リモートワークへの移行、学生への返金や予算削減の管理といった課題に取り組みました。Oracle EPMによって、ラトガース大学は信頼できる財務データを手に入れ、より正確な予測とシナリオ・プランニングを行うことができるようになりました。同大学は、オラクルのツールを使用して、学生とその家族に支払われた数百万ドルの宿泊費と食費の返金を分析し、最終損益への影響を把握することができました。また、ツールにリモートでアクセスできたことも大きな助けとなりました。

最終的に、Oracle Cloud EPMおよびERPは、ラトガース大学の資金管理をより効果的にし、さまざまなキャンパスやユニット間のコラボレーションを改善するのに役立ちました。

パートナー

ラトガース大学は、ERPの実装にDeloitteを、EPMの実装にPerformance Architectsを選択しました。ラトガーズ大学とDeloitteは、大学が進化し、混乱に対応できるように構築されたソリューションを提供するためにチームを組みました。Deloitteがどのようにして貴社に重要なインパクトを与えることができるかをご覧ください。

その他のリソース